前回、農家目線と太陽光発電オーナー目線から〈ソーラーシェアリングの問題点〉をお話しました。
それらを読むと、ソーラーシェアリングに対してネガティブになってしまいますよね・・・しかし、どんなにメリットが多いものごとにもデメリットはつきもの。
今回はそんなネガティブイメージを吹き飛ばす、解決方法をお伝えいたします*
ソーラーシェアリングの問題点
まずは、ソーラーシェアリングの問題点をおさらいしましょう!
【農家からの視点】
- 収穫量が変化する
- 架台によって作業がしづらくなる
- 20年間農業を続けなければいけない
【太陽光発電オーナーからの視点】
- 初期費用がかかる
- 一時転用の許可申請をしなければいけない
- 生産状況の報告
どちらの視点から見ても、こんなに問題点があるの・・・と心配になってしまいますよね。
でも安心してください!
これらの問題点も、詳しく見てみることで解決方法や重要さがわかります。
問題点をポジティブに!
収穫量が変化する
太陽光パネルを設置することにより、設置前と比べて収穫量が変化する可能性があります。
しかし、いちがいに減少するとは言えず、農作物によっては収穫量がアップしたケースも◎
収穫量を安定させるため、《作物の選定や遮光率の計算》など安心して任せられる実績のある業者を選ぶと良いでしょう!
架台によって作業がしづらくなる
これまでなかった架台やパネルがあるので最初のうちは作業しづらいですが、慣れてしまえば気にならなくなるようです◎
太陽光パネルのおかげで、夏の強い日差しや雪がさえぎられて嬉しいといった声も*
20年間農業を続けなければいけない
従来の農業とは違い、《安定した売電収入》が加わることで生産者の負担が軽減されます。
よって、今まで農業に関心がなかった若い世代へ《農業×太陽光発電》という新たな農業スタイルを提案でき担い手の育成へとつながります◎
初期費用がかかる
通常の太陽光発電より設置費用がかかりますが、その費用は年々値下がりをしているので、初期費用が以前より安くすむようになってきています。
いまの現状では、だいたい7年〜10年ほどでローンを返せるケースが多いようです◎
一時転用の許可申請をしなければいけない
一時転用期間が3年から10年に延長されたので、20年間のうち6回もしなければいけなかった再申請の手間が大幅に軽減されます◎
確かに申請は面倒ですが、農地の全面転用ではなく《支柱部分のみの一時転用》は固定資産税が高くならないので、絶対はずせない大切なポイントです!
生産状況の報告
各市町村の農業委員会に《収穫状況を毎年報告》する必要があります。
周辺の農地や前年度の収穫量から2割以上減ると、ソーラーシェアリングが続けられない事態になってしまいます・・・
生産状況の報告には【JA等の職員や地域農業改良普及センター、試験研究機関】など知見を有するものの確認が必要になるので、心配な場合は相談してみると良いでしょう◎
まとめ
ソーラーシェアリングには問題点もありますが、考え方次第ではマイナスである問題点がポジティブにかわります◎
大切なのは、《信頼できる業者》と手を取り合うこと。
実績も知識もある業者なら、これらの問題点も苦にならないはずです!
農地を守りながら発電事業で安定した収入を得て、エネルギー自給率の普及に貢献しませんか?
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