RE100とは?
イケア・アップル・バーバリー・コカコーラ・フェイスブック・グーグル・マイクロソフト・ナイキetc・・・
【時価総額ランキング】上位の企業が名を連ねる、国際イニシアチブのことです。
「Renewable Energy 100%」の頭文字を取った「RE100」は、再生可能エネルギーの需要と供給を大幅に増やすために、《100%再生可能電力》に取り組んでいる企業が参加できます。
2018年12月現在では、世界で影響力のある企業158社がこの取組に賛同して、事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを宣言しています!
世界企業の取り組み
では、世界トップクラスの企業が実際にどんな取り組みをしているのかを見てみましょう。
まずは、日本でも人気の北欧の家具メーカー【IKEA】
2020年までに消費エネルギーの総量と同じくらい再生可能エネルギーを生産することを約束しています。〈327台の風車〉と〈店舗や流通センターに約70万台の太陽電池パネル〉を稼働させていて、既に北欧地域では消費エネルギーを上回る発電をしています。
iPhoneやMacBookでお馴染みの【Apple】
2018年4月に世界43カ国の拠点で、電力を100%再生可能エネルギーで供給することを実現しています。
ビル・ゲイツが創設したWindowsで代表される【Microsoft】
2014年から再生可能エネルギーを100%活用してきました。
キャサリン妃愛用イギリスのファッションブランド【Marks&Spencer】
グローバル事業全体で100%再生可能電力を調達することを約束していましたが、予定より4年先の2016年にこの目標を達成しました。
全ての企業がIKEAのように《100%達成をいつまでに行うか》宣言をし《毎年報告書》も提出し達成状況を開示します。
既に、オール再生可能エネルギーを実現している企業があることに驚きました!
日本企業の取り組み
2014年に設立した「RE100」ですが、日本企業として2017年に【リコー】が初めて参加しました。
2018年12月現在は、積水ハウス・アスクル・大和ハウス・ワタミ・イオン・城南信用金庫・丸井グループ・富士通・エンビプロホールディングス・ソニー・芙蓉総合リース・コープさっぽろの13企業が加盟しています。
いずれの企業も2030年〜2050年で100%達成を目指していて、加盟各企業の目標年数の平均2026年よりだいぶ遅いという印象を受けます。
報告書から見える日本
実は2018年、新たにRE100に加盟した企業37社のうち10社が日本企業だったのです!
そのことを受けて、RE100の報告書では《環境省と外務省が再エネ利用に向けて積極的に日本企業をけん引し加盟が続いた》と一定の評価をしています。
再生可能エネルギー後進国の日本ですが13社になったことで、アメリカ・イギリスに続いて《加盟国ランキング3位》という結果に*
これからますます、参加企業が増えていくことを期待しています。
まとめ
《事業運営を100%再生可能エネルギーで調達》を目標とした国際イニシアチブ「RE100」をご紹介しました。
持続可能で環境に優しい再生可能エネルギーの利用を促進し、温室効果ガスを減らす取り組みは地球規模で行っていく時代です。
世界の一流企業を見習って、日本企業も続々と加盟してほしいですね。
みなさんは個人単位でできる、取り組みを始めてみませんか?
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