太陽光発電は、太陽光を変換させて発電しますが、この太陽光がどれくらい地球に降り注いでいるのか気になったことはないでしょうか。
今回は、その太陽エネルギーがどのくらい降り注いでいるのかについてご紹介します。
実は、1時間で世界の年間消費エネルギーを賄えるくらい降り注いでいる
太陽は常に輝いている星です。一見激しく燃えているように見えますが、実際は「核融合反応」によって熱と光を放っています。
核融合反応とは
軽い核種同士が融合してより重い核種になる核反応を言う。単に核融合と呼ばれることも多い。
核融合反応では、少量の燃料から膨大なエネルギーが発生し、例えば、1グラムの重水素−三重水素燃料からタンクローリー1台分の石油(約8トン)に相当するエネルギーを得ることができる。 参考文献:核融合について:文部科学省
この「核融合反応」によって、とても大きなエネルギーを放っている太陽ですが、地球に到達するエネルギーの総量は177兆kWです。*1 1㎡あたりに換算すると約1kWになります。もしも、地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できたとしたら、世界の年間で消費されるエネルギー量を、たったの1時間で賄うことができ*2、さらに、枯渇することもありません。
とてつもなく大きなエネルギーが地球に降り注いでいることを考えると、太陽エネルギーを使った発電を普及させることも納得します。
これからの世界にとって必要な太陽光発電
日本は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を輸入することでエネルギーを賄っています。しかし、この化石燃料はいつかなくなってしまうものです。太陽光という莫大なエネルギーを活用し、クリーンな電気を排出する太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及は今後も増えていくのではないでしょうか。
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