再生可能エネルギーという名称が当たり前に使われていますが、この「再生可能」という言葉について、気になったことはないでしょうか。
今回は、再生可能エネルギーについての説明と、なぜ「再生可能」という言葉が使われているのかなど、ご紹介していきたいと思います。
再生可能エネルギーの定義
はじめに、再生可能エネルギーの定義について理解していきましょう。
経産省のHPでは、この様に説明されています。
文中「エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの」と定義されています。しかし、これだと再生可能ではなく、永続的使用が可能のエネルギーということになります。
そのため
- 自然のエネルギーを使っているから、「自然エネルギー」でもいいのでは?
- 永久的に使えるから、「エターナルエネルギー」でもいいのではないか?
という考え方や、捉え方もあっていいと思えます。
では、この「再生可能」という言葉はどこから来たのでしょうか。ここで、IPCC(気候変動に関する政府間パネル機関)が発表した「再生可能エネルギーと気候変動に関する特別報告書(SRREN)」の一文を読むと理解することができます。
出典:IPCC 再生可能エネルギー源と気候変動緩和に関する特別報告書
ここでの再生可能エネルギーの定義は
- 使用する速度と同じまたはそれ以上の速度で自然に補給されるエネルギー
- 太陽光や地球物理学的、生物学的資源か作られるエネルギー
という二つの意味で定義されています。
つまり、再生可能エネルギーは、「発電するために利用した資源、そして使われたエネルギーが、短期間で自然のサイクルによって再生されるエネルギー」ということになります。「再生可能」という言葉は、短期間に再生ができることから生まれた言葉になりますね。
これに対して、現在主流となっている火力発電や原子力発電は、石炭や石油などの化石燃料を利用したものや、ウランやプルトニウムなどの鉱物資源を利用しており、これらの資源はいつか枯渇することがわかっています。
現在の人類の発展は、これらの消費してしまえば二度と手に入らない一回こっきりの再生不可能エネルギーによって成り立っているということです。
再生可能エネルギーにはどんな種類があるのか
上記で、再生可能エネルギーと、その言葉の由来についてご紹介しました。では、再生可能エネルギーの中には、一体どんな種類があるのでしょうか。
経産省HPで、以下のように発電方法についてまとめられています。
これだけたくさんの方法があります。
代表的なのが、私たちの「CHANGE(チェンジ)〜スマホで買える太陽光〜」でも提供している太陽光発電ですが、風力や水力もありますね。他にも、有機物を燃やして発電するバイオマス発電、地熱を利用した地熱発電、太陽光の熱で発電する太陽熱発電などなど、地球の活動を活用できる発電方法が、たくさんあることがお分りいただけます。
まとめ
今回は、再生可能エネルギーになぜ「再生可能」という言葉が使われているのかについてご紹介しました。
「利用する同等、それ以上のスピードで自然に再生するエネルギーだから」ということで、私たち人類が継続的に発展していくためには、再生可能エネルギーへのチェンジが必要ですね!
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